トップページ 社会保障教育のメリット >  6.医療・福祉職の現状とメリット

医療・福祉職の現状

医師・看護師不足:日本では患者が医療機関を自由に選べ・医療費負担も少ないため、受診回数が多く・入院も長く、結果として人手不足を招いています
医療職の育成:多額の費用と年月がかかることを考えず、病気やけがの予防、医療機関の適切な利用を考える人は少ない
障害者・要介護高齢者の増加:介護職が不足するなか、低賃金・長時間労働のため寿退職(結婚するため賃金の高い職種に転職)する人も出ています
介護職の不足で困るのは国民:超多忙⇒退職の悪循環が起きると、困るのは要介護者、介護職不足から入所できない空きベッドもあります
在宅療養・在宅介護の推進:医療と介護の連携が遅れています
安易な通院・過度の介護依存:やめなければ、人材も財源も不足する悪循環に陥ります
依存症:心身の機能を低下させます。判断できない人には、相談機関の設置が有効です

医療・福祉職への社会保障教育の方法と効果

社会保障科目の必修化:医療職・福祉職を育成する大学・専門学校に導入すれば、各専門職と連携しやすく、患者・家族の相談にも乗りやすくなります
看護師・介護士の質向上:賃金引き上げを利用者が理解でき、人手不足は解消します
医療・介護の種類・質向上:患者・要介護者はサービスの種類が増え・質が向上すれば、利用者負担が増えることの理解が進みます