トップページ 社会保障教育のメリット >  3.高齢者の現状とメリット

高齢者の現状

日本を経済大国にまで導いた世代:年金のない親を扶養・介護しながら・自分の社会保険料も負担した、過渡期の世代もあります
安定した雇用で貯蓄のできた世代:高度経済成長を経験、利子・配当を老後資金にできた時代もありました
シルバー民主主義:団塊世代など人口が多く、投票率の高い高齢者の意見が政治に反映されやすく、日本の少子化対策が遅れました
団塊の世代が全員75歳になる2025年問題:年金・医療・介護を受給する立場に逆転すると一変、少ない現役世代では支えきれない状態に陥ります(神輿型から肩車型・重量挙げ型の社会保障に)
増税・年金減少を嫌い、国債増発による社会保障を享受:高齢者はもっと少子化に危機感を持たないと制度破綻しかねません

高齢者が社会保障教育を受けた場合の効果

全世代型の社会保障制度に転換:社会保障制度の現状・現役世代の窮状も理解できる高齢者が増えれば、全世代に公平な社会保障を提供でき、国の借金も減らせます
多様な能力を持って引退した高齢者:地域の活性化・地域福祉の担い手となって、安心できる地域が実現できます
子や孫世代の人生も尊重:高齢者施策が減少しても、心身の健康を維持すれば、少ない年金でも幸せに暮らす工夫ができます
先進国はすでに年金の支給年齢を引上げ:日本より寿命の短い欧米が、将来を見据えて支給年齢を67-68歳に改正おり、日本の制度改正の遅れに気付けます